【地方営業マンは、人材代理店になれ】

地方支店にいると、単身赴任などで1〜3年間だけ地方に転勤する方が、
友人やお客さんにも多くいます。
そうした単身赴任の方々は、圧倒的にアクテイブな方は除き、
転勤先で知り合いや友人関係が狭くなってしまいがちです。

いずれは本社へ帰ってしまう定めのため致し方ないのですが、
それでも大抵の方は人間ですから、所属欲求が湧いてくるため、
その地方での交遊関係をできれば広げてみたいと考えています。

よって、そこに自分が人間関係のハブとして入り込むことで、
クライアントの懐に深く入り込むことができます。
具体的には、仕事関係者を紹介したり、
クライアントの趣味や志向に合う友人を紹介したり。
時には、合コンに呼ぶなど、男女関係の遊びまでも一緒に
共有します。

すると、

「この前紹介してもらった人と、仕事をするようになったんだ」
「前の合コンで知り合った人と、付き合う事になったよ」
「〜君、こんな人も紹介してくれないか?」

そんな話が出てくるようになります。
地方は都会よりも業界も世間も狭いので、
一度出会っただけの方でも何かしらの形で繋がることが多々あります。

すると、それが仕事に良い影響を及ぼしたりすることがあります。

「この前はありがとう。あの人を紹介してもらったお礼をしなきゃね」
「この前のお礼に、上司や関係者を紹介するよ」
なんて話が出てきたりします。

実業の方で何か大きく行動をしたわけでもないのに、
仕事ができてしまう。
そんなことが、地方では普通に起こりえます。
以前の記事でも書きましたが、「地方は人間関係」なのですね。

この慣習を、あえて生かすか無視するかで、
営業チャンスは格段に差がつくと考えます。
少なくとも私は、転勤1年目の時に「自社の商品販売」だけでは
限界があると考え、積極的にお客様の輪の中に入ったり、
自分の輪にお客様を巻き込むようにしました。
結果、営業チャンスが格段に広がったことを、
実感しています。

都会と比べ、地方は人間関係が密接なので、
一人と仲良くなることでそれが点となり、
どんどん人間関係が繋がり、広がっていくことが特徴です。
だからこそ、それをチャンスと捉えることで、
営業活動にもより良く影響してくると考えます。

もし、商品の販売や営業活動で苦しんだ時には、
一度仕事を忘れ、積極的に飲みや交流の場に
出かけてみてはいかがでしょうか。
そこで出会った方が、自分の営業活動の悩みを
大きく救ってくれるかもしれません^^

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プロフィール

ほーけー

Author:ほーけー
はじめまして。

「新卒向けの本」
「営業マンとして結果を出すには」
というような本は本屋にいけば
溢れていますが、
「地方の営業マン」向けの書籍は、
私が知る限りは見たことが
ありませんでした。

だからこそ、そんな地方配属の
若手営業マンの考え方や行動の
指針を提案し、刺激をしあえる
環境作りをしたいと考え、
「若手の地方営業マンコンサルタント」
として、社会人4年目の今年から、
活動をしています。

主に、仙台や福岡、広島、大阪などの
地方都市に勤める若手向けに、
研修を実施したり、会社を超えた
交流の場を提供しています。

このブログは、その地方営業マン
としての「考え方」「営業手法」
に関して、私自身の経験を元に、
研修の中で話をさせていただいて
いる内容を書いていきたいと思います。

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