【地方営業マンは、本社メンバーが支社・営業所に来る際は、自分から飲みに誘い、徹底的にアピールせよ】

【本社メンバーが支社・営業所に来る際は、自分から飲みに誘い、徹底的にアピールせよ】


地方支店に勤務していると、月に1度ほどの頻度で、
出張や視察などで本社から人間がくる事があります。

その際、同じ地方支店配属の皆さんは、
どう考えていますか?

「うわー、今日は飲み会が入るのかなー。やだなー」
「仕事上の絡みは少ないから、あまり目立たないように切り上げよう・・」

などと、デメリット面で捉えてしまっていませんか?


もしそう考えてしまっているのであれば、
ぜひ「チャンスだ!」と考えてみてほしいと思います。

理由は以下③点です。


①地方支店だからこそ、強い印象を残す事ができる。

本社の人間は、普段、社内で多くの人間に接していますが、
逆に接したことがない人間も多く、一人一人に対する
印象は薄い事が多いです。
「あそこの部署って、誰がいたっけ?」
というような会話がよくされます。

しかし、支店では多くて10人〜20人ほどしかいないため、
その中で目立つ事で、
〜支店には、●●という面白いやつがいる
という印象を持ってもらうことができます。

人を覚えようとするとき、
100人の中で10人を覚えるよりも、
10人の中で1人を覚える方が、
覚えやすいですし、印象に残りやすいでしょう?


本社に勤務していると、自部署の人間以外とは
話をする機会がないため、自然と社内の人間関係が
自部署のメンバーに限定されていきます。

しかし、地方支店にいることで、
他部署の本社メンバーと話をする機会ができ、
しかも「自分」という存在を強く印象づけることが
可能です。
こんなチャンスは、なかなかないものです。

仮に出張で来られる方が本社の実力者であれば、
なおさらです。
本社では、そんな方と話す機会などなかなかありません。
しかし地方支店にいることで、自分を覚えてもらえる。

そこで得たインパクトや印象の強さは、
本社に戻ったときに最も強く発揮されます。

本社を歩き回ると、意外と知り合いが多いことに気づきます。
以前支店に来られた知り合いに挨拶をした後、隣にいる人が
「今の人、誰?」と聞いてくる。
「〜支店にいた●●ってやつ。面白いやつだよ」
なんていう会話が生まれてきます。

また、一度支店に来た事がある役職者に挨拶をする。
すると、一度も挨拶すらした事がない自部署のメンバーが
「あいつ、偉い方と付き合いがあるんだ・・・」
という眼差しを向ける。

そんな状態を得る事によって、本社内での自分の存在感も
大きく変わってきます。
だからこそ、地方支店にいる際に本社の人間が顔を出してくださった際は、
必ず挨拶に行ったり、飲みにいく事をおススメいたします。

②社内の実力者に顔を覚えてもらう

出張で地方を回るような社員は、
少なからず、会社からは期待をされて
いる社員であることが多
いと私は考えます。

出張にかかる移動費や宿泊代などのコストがかかっても、
成果を出してくれるだろう、地方の現状を見せて成長をさせたいという
期待を背負っているため、その人は重要な役割を負っていたり、
将来の幹部候補であることが多い
です。

地方支店にいると、そんな選ばれし方々と、
はからずも直接接触できる機会が生まれます。
その方々から得られる考えや情報は、
普段ではなかなか得る事ができません。

さらに、そうした選ばれし方々に、
〜支店にいる●●は面白い、優秀だ
と思ってもらうことができれば、
社内での自分の存在感がどんどん大きいものになります。
もしかしたら、何かの機会で自分を大きなプロジェクトへと
引っ張ってくれるかもしれません。

本社にいると、そうした会社の重要メンバーと膝をつき合わせて
話をする機会はなかなかありません。
だからこそ、地方支店にいるときに、接点を持てるのであれば、
それは「チャンス」といえるのです。

③本社の情報を得る

地方支店に勤務していると、本社の情報が地方支店に伝わってくるまでの
スピードに違和感を感じることが多いです。
会社の買収や新しい取り組み、制度の変更など、
自分に仕事にも関わるような大きな事柄を、
後になって知るということが多くありました。

会社の仕事というのは、表に出るまでに
様々な案件が水面下で動いています。
その情報をいち早くキャッチすることで、
事前に対策を打ったり、少なくとも
掴んでいない社員よりも、情報の鮮度で
優位に立つ事ができます。

その絶好の機会が、本社メンバーの来訪時です。
それが役職者であればあるほど、
情報の鮮度が上がっていきます。

こうした情報は、受け身では手に入れることができません。
懐に入り込み、酒を酌み交わしながら、
「こいつには話していいかな」
と思ってもらうことで、ようやく聞く事ができます。

その情報を話す価値がある人間であるかどうか

を自然と問われますので、普段の仕事に対する姿勢や実績が
重要になってくるでしょう。

つまり、情報を得るということは、自分の姿勢を
問われるということでもあるということです。

よって、自分が重要な存在であるかどうかを試す意味でも、
本社メンバーが来訪した際には、必ず接触を持ち、アピールを
すべきだと、私は考えます。


以上3点が、本社メンバーが来訪した際に積極的にアピールをすべき
理由です。

この記事をきっかけに、皆さんの行動に何か変化が生まれれば幸いです。


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プロフィール

ほーけー

Author:ほーけー
はじめまして。

「新卒向けの本」
「営業マンとして結果を出すには」
というような本は本屋にいけば
溢れていますが、
「地方の営業マン」向けの書籍は、
私が知る限りは見たことが
ありませんでした。

だからこそ、そんな地方配属の
若手営業マンの考え方や行動の
指針を提案し、刺激をしあえる
環境作りをしたいと考え、
「若手の地方営業マンコンサルタント」
として、社会人4年目の今年から、
活動をしています。

主に、仙台や福岡、広島、大阪などの
地方都市に勤める若手向けに、
研修を実施したり、会社を超えた
交流の場を提供しています。

このブログは、その地方営業マン
としての「考え方」「営業手法」
に関して、私自身の経験を元に、
研修の中で話をさせていただいて
いる内容を書いていきたいと思います。

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