【地方営業マンは、全てを自責せよ】

自責jpeg
地方営業マンは、本社の営業マンと比べ、営業マンのサポート体制が
未整備な環境であることが大半です。

受注処理、電話対応、資料作成など、
お客様と会う時間以外の社内作業を任せたいと思っても、
そもそもそうしたスタッフが不足しています。

また、任せたとしても、その人を管理・監督するスタッフも
存在しない・不慣れであることが多いため、
仕事を任せた人がミスをした場合、責任は全て自分が被らなければなりません。
そうしたことでいちいちストレスを溜めていては、
本業の営業活動にも悪影響が出てきてしまいます。

だからこそ地方営業マンは、
自分に関わる全ての業務に関して、
常日頃から自責の念を持つ

という心構えが必要だと、私は考えます。

自分の仕事を任せた人がミスをしても、
その仕事は自分がまわしきれなかったせいだと考える。
自分でできなかったことを人に任せ、それでミスが発生したとしても、
それは自分の実力不足から招いた結果でしかないと考える。

そうすると、自分の行動改善をすれば防げるようになるため、
ミスをした人に過度なストレスを持つ必要がなくなります。

そもそも、他人は他人なので、
自分の思った通りに行動してくれるはずがありません

そうであれば、
自分の思った通りに行動してくれないことを前提に
心の準備をしておけば、他人のミスで自分の心を傷つけなくて済む

ようになります。

私も社会人1年目の頃は、
「なぜ周りは、自分のことを理解してくれないのか」
「自分の言ったことを理解してもらえない」
など、いつもストレスを周りのせいにしてしまっており、
常に「辞めたい」と考えていました。

しかし社会人2年目から
『うまくいったら「周りのおかげ」。ミスをしたら「自分のせい」』
この2つの考えを徹底して自分に言い聞かせる事で、
自分の心を平穏に保つことができるようになりました。
その結果、営業活動に集中することができるようになり、
営業トップ賞を数度頂くなど、成績も残せるようになりました。


あなたの周りにも、自分の思った通りに動いてもらえない部下、
同僚などはいませんか。
そんな部下、同僚に対し、不満や愚痴を言う事で満足していませんか。

はっきり言います。
他人は他人です。
その人が100%自分の思うように動くようになることなど、
一生かかってもありません。


ならば、いっそ諦めましょう。
いい意味で、期待をしない』。
そうすることで、自分の仕事と精神状態はすこぶる快適になるはずです。

不満や愚痴を言って自分を慰めている時間があったら、
その時間にお客さんに会いにいく

その方が結果を残せるのは、自明の理です。

地方営業マンは孤独です。誰も助けてはくれません。
だからこそ、手伝ってくれる人、助けてくれる人は、
それだけで嬉しくて、過度に期待をしてしまいがちです。

しかし、結局は他人なのです。
その他人に、自分が持っているお客さんからの信用を
託すという行為事態が、もはや無責任
と考えるべきです。

プロセスがどうであろうと、結果に対する全ての責任は自分にかかっています。
そんな地方営業マンだからこそ、「自責の念」を特に強く持つ。

こんな偏った考えが、皆様にとって、何かの参考になれば幸いです。

コメント

非公開コメント

プロフィール

ほーけー

Author:ほーけー
はじめまして。

「新卒向けの本」
「営業マンとして結果を出すには」
というような本は本屋にいけば
溢れていますが、
「地方の営業マン」向けの書籍は、
私が知る限りは見たことが
ありませんでした。

だからこそ、そんな地方配属の
若手営業マンの考え方や行動の
指針を提案し、刺激をしあえる
環境作りをしたいと考え、
「若手の地方営業マンコンサルタント」
として、社会人4年目の今年から、
活動をしています。

主に、仙台や福岡、広島、大阪などの
地方都市に勤める若手向けに、
研修を実施したり、会社を超えた
交流の場を提供しています。

このブログは、その地方営業マン
としての「考え方」「営業手法」
に関して、私自身の経験を元に、
研修の中で話をさせていただいて
いる内容を書いていきたいと思います。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR